ベトナム出張で成果が出ない4つの理由|現場発の失敗パターンと改善策
- k.nuisach

- 2 日前
- 読了時間: 7分

難易度:★★☆☆☆
ベトナム進出を検討している企業や、現地でのプロジェクトを進めている担当者にとって、出張は欠かせない活動です。
しかし実際には、「1回の出張費が高い割に、思ったほど成果が出ない」と感じているケースも多いのではないでしょうか。
出張費だけがかさみ、帰国後に上司から「で、何が進んだのか?」と問われる。そして次の出張のハードルが上がり、プロジェクト自体が停滞していく。
こうした負のスパイラルに陥っている企業は、決して少なくありません。
本記事では、ベトナム出張で成果が出ない原因と、その具体的な改善策について、現場視点で解説します。
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この記事でわかること
ベトナム出張で成果が出ない根本原因(出張の目的設計の重要性)
出張ROIを高める4つの実践ポイント(航空券確保・日程設計・スケジューリング・整理時間の確保)
現場の判断軸を支える伴走サポートの選び方
対象読者:ベトナム進出を検討している経理・人事担当者の方/現地での意思決定に迷う駐在員・管理者の方
【目次】
よくある失敗パターン
まず、実際によく見られる失敗パターンを整理します。
出張直前に航空券を手配するため、費用が高騰する
滞在期間が短く、現地の状況を把握しきれないまま帰国する
出張中の予定を詰め込みすぎて、整理や判断の時間がない
帰国後、日本の業務に追われ、現地で発生したタスクが止まる
無理なスケジュールによるパフォーマンス低下
こうした失敗に共通する根本原因があります。それは「出張の目的設計」の問題です。
問題の本質は「出張の目的設計」にある

この問題の本質は、出張のやり方ではなく、出張の目的と設計が曖昧なまま進められていることにあります。
多くの場合、次のような状態に陥っています。
とりあえず現地に行く
スケジュールを埋める
会える人に会う
しかし本来重要なのは、「その出張で何をどこまで進めるのか」という問いへの答えです。
ベトナム出張を改善する4つのポイント

① 航空券を最優先で確保する
まず重要なのは、出張日程を早い段階で固定することです。多くの企業では日本側のスケジュールが固まってから航空券を手配しますが、この順番だと費用が高騰し、滞在期間も制限されがちです。特に近年は燃油サーチャージの高騰や便数制限により、航空券価格は大きく変動しています。
そのため、「まず航空券を確保する → その日程に合わせて動く」という発想が重要です。
また、毎月出張が発生する場合は、直近3ヶ月分の航空券をまとめて確保することで、以下のメリットが生まれます。
出張の軸が固定される
現地との継続的な関係構築が可能になる
次回訪問を前提とした具体的な議論ができる
結果として、出張が「単発のイベント」ではなく「継続するプロジェクト」として機能します。
② 出張日程を決めてからアポイントを入れる
スケジュールは日本都合ではなく、現地起点で組むべきです。「日程確定 → アポイント調整」この順番を徹底するだけで、出張の質は大きく変わります。
③ 無理なスケジュールを組まない
到着日に商談を入れる、ギリギリの時間で予定を詰める。こうしたスケジュールは、パフォーマンス低下とトラブルの原因になります。現地では以下のようなアクシデントが日常的に発生します。
渋滞(特にホーチミン市内は予測不能)
道迷い・住所の分かりにくさ
フライト遅延
余裕のあるスケジュールが、結果的に成果を生みます。
④ 出張中に「整理する時間」を確保する
出張の成果を分ける最も重要なポイントです。成果は「どれだけ会ったか」ではなく「どう判断したか」で決まります。
そのため、次のような工夫が有効です。
最終日の半日を意図的に空ける
長期出張では週末を振り返りの時間に使う
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実際の支援事例

事例①:初めてのベトナム出張で判断ができなかったケース
ベトナム進出を検討していた企業様で、「現地に協力会社もなく、社員の渡航経験もない」という状態から出張を開始したケースがありました。
この企業様が特に困っていたのは、判断軸がない状態でした。具体的には以下の点で迷いが生じていました。
現地企業の信頼性をどう見極めるか
提示された条件が妥当かどうか
現地の一般的な商習慣との比較
そこで出張に同行し、情報整理・判断サポート・最終日の振り返りを行った結果、出張が「情報収集」から「意思決定」に変化しました。
事例②:出張を繰り返しても進まなかったケース
技能実習生を受け入れている企業様で、ベトナムに何度も出張しているにも関わらず進展がないケースです。
この企業様は送り出し機関のアテンドのみに頼っており、自社で情報収集できる導線がない状態でした。その結果、
ホーチミン7区(SECC)の展示会への未参加
JETROの支援制度を活用できていない
…など、基本的な情報獲得の機会を逃していました。
出張回数ではなく、設計と判断が重要であることを示す典型例です。
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この状態を放置するとどうなるか
出張を「点」で行っているだけでは、プロジェクトは進みません。
特に日本企業は「一度持ち帰って検討」を繰り返しがちですが、これにより現地との温度差が広がります。その結果、
出張費だけが増える
プロジェクトが停滞する
見えない問題が蓄積する
海外は変化が早く、一度止まると再開が難しくなります。最終的にプロジェクトが立ち消えになるケースも少なくありません。
『ちょこっと支援プラン』で出張の成果を最大化する

出張の成果は、現地での判断の質で決まります。しかし、次のような状況では判断が難しくなります。
判断材料はあるが、決めきれない
本社との認識がズレている
現地の空気感を理解した人間が社内にいない
こうした場面では、現地を理解している第三者との対話が、判断の質を大きく高めます。
Viet Nhat Companyの「ちょこっと支援プラン」は、特に以下のフェーズにおすすめです。
初回〜3回目の出張(判断基準をまだ持っていない段階)
方向性が定まらない段階
現地企業の評価に迷う場面
限られた時間の中で意思決定を進めたい場合
具体的には、出張中の壁打ち・意思決定サポート・次のアクション設計を、全3回の面談(出張1ヶ月前のWebヒアリング/2週間前のWebミーティング/到着当日と帰国日の対面ミーティング)でご提供します。料金は1回の出張につき300USD(VAT・交通費の実費は除く)です。
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次の出張から実践する4つの行動
ベトナム出張の成果は、回数ではなく設計で決まります。
航空券を先に確保し、日程を固定する
日程起点でアポイントを組む
余裕のあるスケジュールを設計する
整理・判断の時間を意図的に確保する
そして何より、誰と整理するか。この一点が、出張の価値を大きく左右します。
ベトナム出張でお悩みの方は、まずは ちょこっと支援プラン をご覧ください。
ベトニャットのサポート内容
Viet Nhat(ベトニャット)では、ベトナム進出を検討される企業様向けに、事業計画段階から人件費戦略をサポートしています。 具体的には、以下のようなサポートを提供しています。
各シナリオに応じた人件費シミュレーション
月額固定費(人件費含む)の年間コスト算出
職種・役職ごとの給与相場に関するご相談対応
人件費のみならず、資金管理や撤退準備まで、ベトナムビジネスの各フェーズに対応した最適なプランもご用意しています。
資金繰り表の作成や管理体制の構築を支援します。
資金状況を整理し、改善点を明確化します。
他社契約中でも、経理や税務のアドバイスが可能です。
ベトナムからの撤退に伴う手続きをスムーズにサポートします。
出張の成果を最大化するアドバイスで、進出準備を後押しします。
ベトナム進出や事業運営でお悩みの方は、まずは1時間の無料相談からお気軽にご利用ください。 現地事情に精通した専門家が、確かなデータとともに、貴社に最適なご提案をいたします。
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この記事はViet Nhat Company(ベトニャットカンパニー)が作成しました。
ベトナムビジネスの経営黒字化に向けた経理実務・人材育成の支援を行っています。




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