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ベトナム出張に必要な持ち物15選!はじめての海外出張を成功させるためのポイントを解説

執筆者の写真: k.nuisachk.nuisach

更新日:1月13日


こんにちは、Viet Nhatの山本です。Viet Nhatでは、ベトナム進出企業様の黒字化を目指して 「お金の管理」と「経理/人事の仕組みづくり」に関する実務支援をしています。


本記事では、ベトナム出張(ホーチミン)を計画する際に必要な持ち物について解説します。ベトナム出張時、はじめての海外でも安心して仕事を進めるためにも、あらかじめ現地で必要となる持ち物は準備しておきたいところです。本記事を参考に、万全の準備を整えて、ぜひ充実した海外出張にしましょう。


主に、製造関連企業が次のような目的で出張する場面を想定しています。


  • 国選びのための現地調査

  • 展示会での協力企業や調達先の発掘

  • レンタル工場や工業団地の選定

  • 生産委託先や調達先の訪問


出張期間は1泊2日から3泊4日といった短期間を念頭に置いています。



【目次】

 3-1|① 上着(乗り物用)

 3-2|② 着替え(滞在日数分)

 3-3|③ 靴

 3-4|④ 折り畳み傘

 3-5|⑤ 電気髭剃り

 4-1|① パソコン + 電源ケーブル、マウス

 4-2|② 名刺

 4-3|③ 印刷した資料

 4-4|④ 手土産



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ベトナム出張時の持ち物は、必要最低限にとどめる


基本的に短期間の出張の場合は、身軽であることが一番です。その理由は明白で、ほとんどの会社員は登山家ではないため、大量の荷物を持って長時間移動することに慣れていません。重い荷物を持ち運ぶことで体にかかる負担を減らし、出張の目的に集中できるようにしましょう。さらに、荷物が少なければ、デジタル機器の紛失や忘れ物のリスクも減り、安心して行動することができます。


特に日本のビジネスマンは、帰りにお土産を購入することが多いため、帰路の荷物が行きよりも多くなることがよくあります。そのため、出発時にはできるだけ少なくしておくことをお勧めします。


ベトナム出張時の必需品7選


出張の目的や滞在期間によって持ち物は多少異なりますが、共通して準備しておくべきアイテムがあります。まずは、ベトナム出張時に最低限必要となる持ち物を解説します。


1. パスポート /  パスポートコピー

2. 印刷した航空券の控え

3. 現金

4. クレジットカード

5. 携帯電話 + 充電器

6. SIMカード(携帯電話シム)

7. 海外旅行保険


① パスポートおよびパスポートコピー


海外出張のためには、パスポートが必要です。パスポートの残存期間が半年以上あることを必ず確認しておきましょう。また、ビザなしでの滞在日数に関する最新情報も事前に確認することが重要です。


2023年8月15日以降、ビザの免除期間が滞在期間15日から45日に延長され、現在は45日以内のベトナム滞在であれば、ビザの取得は不要となりました。最新情報は、以下ベトナム大使館のURLよりご確認ください。



また、現地でパスポートを持ち歩くのが不安な場合は、パスポートのコピー(顔写真のページ)を携帯するようにしましょう。


② 印刷した航空券の控え


航空券の控えは、入国審査で帰りのチケットの提示を求められることがあります。ウェブのメールデータだけでなく、念のために印刷した控えを持っておきましょう。


印刷した航空券の控えが役立つ場面

  • 携帯電話が使えない場合(電池切れ/携帯電話の紛失時)

  • 自身の航空券をさっと確認したいとき


③ 現金


市内の多くのレストランやコンビニではクレジットカードが利用可能ですが、路面店や郊外エリアなどは、現金でしか支払いができない店舗も存在します。特に緊急時や予期せぬ状況に備えるため、2泊3日の出張であれば、まずは1万円程度を両替しておくことをおすすめします。


1万~2万円程度の少額の両替であれば、空港と市内の両替所でのレート差はそれほど大きくありません。限られた現地滞在時間を有効に使うためにも、到着時に空港で両替を済ませるとスムーズです。


出発前には、最新の為替レートを確認し、1万円を両替した場合に受け取れる現地通貨の目安を把握しておくと安心です。これにより、現地での支出計画を立てやすくなります。


※参考:最新の為替レート


④ クレジットカード


クレジットカードは、ホテルの宿泊代の支払いや、体調不良で病院を利用する際、現金が不足している場合などに役立ちます。特に頻繁に利用するシーンとしては、配車アプリ「Grab」をクレジットカードで支払うケースが挙げられます。ベトナムドンという慣れない現金を使わなくて済み、降車時にスムーズに行動できるなどのメリットがあります。


ちなみに、Grabアプリをダウンロードしてクレジットカード登録はベトナム出国前に行うことをおすすめします。登録時に電話番号認証が必要となるため、ベトナム現地だと日本の電話番号へSMSメッセージが届かず、クレジットカード登録ができないといったケースがあります。


⑤ 携帯電話 + 充電器


仕事で使用している日本の携帯電話は必須アイテムですが、ベトナムでの通信を安く便利にするためには、現地の電話番号が使えるSIMカードの購入がおすすめです。日本で使っていないシムフリーの携帯電話があれば、それを持参してベトナム専用に使うとさらに便利です。


充電器については、本体に「100~240V」と記載があることを確認しましょう。これは電圧に対応しているかどうかを示し、携帯電話がショートしないようにするために確認が必要です。一般的なAppleのiphoneの充電器は100-240Vに対応しています。


⑥ SIMカード(携帯電話シム)


また、ベトナムで使えるSIMカードを事前に準備しましょう。日本で事前に購入しておくと安心ですが、準備が間に合わなかった場合でも、現地の空港で購入することが可能です。ホーチミンの国際線空港(タンソニャット空港)では入国審査前と税関検査後、出口付近にSIMカードを販売しているカウンターがあります。


ベトナム出張時にデータ通信が必要になる場面


  • Grab配車アプリの利用時

  • Google Mapでの場所検索

  • 現地での待ち合わせ

  • Wi-Fiが使えない場合のバックアップとして


SIMカードには、データ通信のみとデータ通信 + 電話番号ありの2種類があります。

ベトナムで使える電話番号があると便利です。LINEやZaloといったメッセージアプリで連絡を取るのも良いですが、以下のような場合には電話が役立ちます。


  • 待ち合わせや空港でのピックアップ

  • 緊急時の確認(ホテルの予約確認、フライト変更での電話確認)

  • 訪問先に遅れる旨を伝える際など


⑦ 海外旅行保険


海外でトラブルはつきものです。万が一に備え、必ず何かしらの形で海外旅行保険に加入しておきましょう。理由は簡単で、事故や怪我、ちょっとした食あたりで病院に行った際に、治療費が全額自己負担となり、非常に高額になるためです。多くの出張者はローカル病院ではなく、外資系(日系など)の病院を利用することが多く、その場合、治療費はさらに高額になります。


日本では社会保険や国民健康保険があるため医療費の負担が少なく、高額な医療費の感覚がないことが多いですが、海外ではこれが落とし穴になります。出張の際、会社が保険を準備してくれると思いますが、保険証券の控えは必ず印刷して持参しましょう。


自身で海外旅行保険を準備する方法


ご自身で海外旅行保険を準備する場合、以下について確認しておきましょう。


  • 自身が持っているクレジットカードの海外旅行保険を利用する場合

(適用条件と内容を確認する:利用付帯、旅行パッケージ購入、自動付帯など。)

  • 自身で購入が必要な場合

インターネットで海外旅行保険を事前に購入しておく。 



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ベトナム出張時の必要な持ち物:衣類 / 日用品編



続いて、衣類/日用品関連で必要な持ち物を解説します。


  1. 上着(乗り物用)

  2. 着替え(滞在日数分)

  3. 折り畳み傘

  4. 電気髭剃り



① 上着(乗り物用)

ホーチミンは一年中温暖で、防寒対策は基本的に不要ですが、飛行機の中やカフェ、ホテルのラウンジなどでは、驚くほど冷房が効いていることがあります。特にLCCのVietjetを利用する場合、搭乗時には上着を手荷物として持参することをお勧めします。LCCではブランケットが提供されなかったり、有料であったりすることがあるためです。


搭乗直後には、座席上部の冷気を止めるつまみを回して冷房を調整することをおすすめします。


② 着替え(滞在日数分)

短期間の出張なら、滞在日数分の着替えを用意しましょう。長期滞在の場合は、宿泊先のランドリーサービスを利用することを考慮すると、持参する衣類の量を減らせます。ホーチミンにはユニクロの店舗が多くあるため、もし忘れても現地で購入することが可能です。



ホーチミンは年中常夏ですが、ベトナム中部(ダナン)やベトナム北部(ハノイ)はそうではないためシーズンに合わせた着替えが必要です。


③ 靴

プライベート用の靴を持参すると、長時間の移動や歩行による疲れを軽減できます。特に工業団地や工場候補地を訪問するなど、移動や歩行が多い日程の場合、プライベートの靴があると非常に便利です。


プライベート用の靴は以下のようなシーンで役立ちます。


  • 日本⇔ベトナムの移動日

  • ちょっとした買い物で宿泊先から出る際

  • 街をぶらぶら散策したいとき


荷物をなるべく軽くしたい方には、サンダルもおすすめです。


④ 折り畳み傘

ホーチミンは雨季と乾期があり、乾期にはほとんど雨が降りませんが、他の地域に出張する場合や雨季が完全に終わっていない時期には、日本から折り畳み傘を持参すると便利です。軽くて小さく、丈夫な折り畳み傘をベトナム現地で調達するのは難しいですが、一方で非常に薄いビニール袋のような雨合羽はベトナム国内のどこでも手に入れられ、価格も安いです。


⑤ 電気髭剃り

あまり出張に慣れていない方が忘れがちなアイテムです。2泊3日の出張であれば、日本でしっかりと充電しておけば、充電器は不要でしょう。忘れた方は、日系ホームセンター(コーナン)で買うこともできます。



ベトナム出張時の必要な持ち物:仕事用具一式


最後に、仕事関連で必要な持ち物について解説します。


  1. パソコン + 電源ケーブル、マウス

  2. 名刺

  3. 印刷した資料

  4. 手土産


① パソコン + 電源ケーブル、マウス

パソコンは必需品ですが、電源ケーブルを忘れがちなので注意が必要です。出張期間が2日以上の場合や現地でのWeb会議などが入っている場合はバッテリー切れを考え、出発前に必ず確認しましょう。


報告書の作成や細かい作業をする場合、マウスがあると仕事がスムーズに進みます。無線マウスを持参する場合は、USBのレシーバーも忘れずに持ってきましょう。ただし、荷物を軽くしたい方は、マウスを持参しなくても問題ありません。


② 名刺

英語またはベトナム語の名刺が必要です。特に大規模な展示会に参加する予定がある場合は、十分な枚数を用意しておきましょう。


③ 印刷した資料

日本ではコンビニで簡単にプリントアウトできますが、ベトナムのコンビニではまだこのサービスが普及していません。現地の印刷屋を利用する場合、主に2つのパターン(USBメモリにデータを入れて持参する、ZaloやE-mailでお店に送る)がありますが、英語が通じないことも多く、利用のハードルが高いです。


そのため、必要な資料は事前に印刷して持参することをお勧めします。なお、レンタル会議室のオプションで印刷サービスが提供されていることもあるので、事前に確認しておくと安心です。


手土産

最後に、出張先の手土産も忘れずに用意しましょう。ビジネスの場では、手土産が交流の一助となることが多いです。忘れた場合は山梨の洋菓子店シャトレーゼがホーチミン中心部に何店舗か出展しているので、そこで購入することもできます。


ベトナム出張に備え、必要な持ち物を揃えましょう



以上、本記事ではベトナム出張時に必要な持ち物をご紹介しました。ベトナム出張を成功させるためには、しっかりとした準備が欠かせません。本記事で紹介した持ち物リストを参考に、必要最低限のアイテムを揃えて、出発前に万全の準備を整えましょう。


特に、現地での業務を円滑に進めるために必要なツールや書類は、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。持ち物を軽くし、出張中に集中できる環境を整えて、ぜひ充実した海外出張にしましょう。


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