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  • 執筆者の写真k.nuisach

日本からの出張時あるある


ベトナムは日本からの距離も近く、最近ではLCCのフライトもあるため、

比較的気軽に出張することができます。

しかし、ベトナム現地法人の問題を解決しに行ったのに、なぜか芋づる式に問題がどんどん出てくる、といったことはないでしょうか。


一歩海外へ出てみると、日本のビジネスの常識が全く通用しない!ということは少なくありません。ベトナムでも、商習慣や感覚の違いにより想定していたスケジュール通りに進まないことは、当たり前です。


以下によく起こる事例を紹介します。


①出張で現地のベトナム人担当者に会いに行ったら、担当者が休暇を取っていた。

 (仕事よりも私用の優先度が高い。)

②現地スタッフの英語が全くわからない。または、日本語力が弱くコミュニケーションが

 取れない。


③通訳担当者の能力の問題なのか、経理スタッフのレベルの問題なのか、的を得た回答が

 全く返ってこない。

④事前準備しておいてと言った資料が準備されておらず、担当者が現地に着いてから

 準備し始めた。

⑤問題解決の為に行ったのに、核となる問題を把握する為にそもそもの業務フローを1から  

 把握しなおさないといけない。

⑥問題点の状況確認をしたところ、「前任者からこうやってます」という回答で本当の理由  

 を知らない。または「前任者から何も聞いていません」と言われる。

⑦経理に集まる他部署の経費について、経理に問い合わせところ「その部門は私の管轄下で

 はありません」という回答が返ってきて、内容把握が進まない。

⑧現地訪問時に、宿題を出して帰国したのに、全然送ってこない。

⑨前月現地から送ってきた数値と今月送ってきた数値がなぜか違う。理由の説明もない。

⑩日本本社の経理担当者がベトナム会計に精通していないので、現地の現地経理処理が

 正しいのか担当者の能力問題なのかわからない。


このようにあらゆる問題が発生しているにも関わらず、現地スタッフとのコミュニケーションも円滑に進まない状況では、出張に行っても何から手を付けていいか分からず、頭を抱えるばかりです。


まずは、問題点を一つに絞って、本社と連携できる仕組みを作りましょう。

業務を明確化することで日本側・ベトナム側共にスムーズに進められるようになります。




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