k.nuisach
ベトナムでLAPTOP STAND (メーカー:ROOST)をメーカーサイトから直接購入してみた
更新日:2020年10月29日

メーカーサイト:
https://www.therooststand.com/
値段が高い。凄く高い。
このLaptopスタンド、日本のAmazonでも13,800円もする。
え!?何かの表示ミス?と一瞬思ってしまうが、本体価格が、76USDもする。そこに、アメリカからの輸送費と税金がのっかかり、間に入った業者の利益がのると最終的にこの金額に。。。
それでも元々がこのお値段。一体、何の素材でつくったら、その価格に!?
この価格ならスペースシャトルと同じ素材とか、未知のスーパープラスチックとかで作られてて欲しい!!いっそのことミルシートとインスペクションレポートを添付して送って欲しいね。

Laptop standを探し始めた経緯:
今使っているPCが13.5インチの超軽量のノートパソコンなのだが、いつからか、気がつくと台が欲しいなと思うようになり、台としてネグりズムの箱やクラッカーの箱をリュックに入れて持ち歩くようになっていた。
Excelとメール作業を行うのに、高いところにデイスプレイがあった方が作業がしやすいなと感じ始めたから
こんな感じで↓↓↓
この高さをどうにかしたんだよ~と思ってググると、Laptopスタンドなるものが世の中にはあるではないか!(その存在を知らなかった。)
そこからAmazonで、スペック、値段、レビューを見て回り、いつかLaptopスタンドを買うことを決める。
購入の決め手:
購入の際に考えたこと:
1. 軽いこと
2. コンパクトかつ高さが出ること
3. 耐久性があること
いつもPCと手帳、紙資料、キーボード、マウス、ACケーブル、お弁当、水筒etcをリュックに入れて持ち歩いているのだが、このリュックが毎回6kgから7kgになってる。
とにかく元気じゃないと7㎏のリュックは嫌になるくらいの重さがある。
毎日背負っていると、重さの感覚で体調の良し悪しが分かるぐらい。
軽いことは自分にとって優先度No.1だったので、PCスタンドの平均重量をチェックして300g以下と決めていた。リュックに入れるのだから、馬鹿に幅/大きさを取るものも無理。
そして、PCを机に置いた時の高さを求めたので、ある程度高さを出してくれるPCスタンドは、こんなのしか見つからなかった。
勿論、買うからには最低は3年は使えることが絶対条件。(償却期間:36カ月)
結論として、購入候補に上がったのが、このの2つ。
(日本のAmazonである程度レビューの高い商品の値段の平均がこれぐらいだったので、あまりにも安いものはパチモンの可能性が高いと踏んで対象外にした。)


最終候補のNexstand、これを調べていくうちに、こいつがどうやら本物のパクリ製品だということが判明した。
本物とニセモノの比較サイト:
https://packhacker.com/blog/general/laptop-stand-showdown-the-roost-2-0-vs-the-nextstand-k2/
本物をAmazon Japanで調べると、13,000円近くする。えーーーーーーーーーー、ちょっとおかしくないですかーーーーーーーーーーーーLaptopスタンドって言っても、所詮折り畳みのうちの洗濯干しと変わらないと思いますよーーーーーーーーー
と思いつつ、本物が気になり始める。本物、重さ160g(求めていた軽さだ!!)
コンパクト感、ニセモノは本物より少しデカいらしい。(自分のPCは13.5インチなので、小さい方が良かった。)
Nexstand:240g
Roost :160g
買ってしまった理由 ・海外メーカーから商品を自分で直接購入する経験をしてみたかったから
・やはり本物が欲しくなってしまったから
・この1年間、箱ですごしてきたので、もういいでしょーという気持ちから
勿論、ベトナムの他のネットサイトで本物を探したけど、どの業者が信用にたる業者かわかんないし、値段が妙だったり、レビューでニセモノだったとか書かれていたりした。
どこのWebサイトがちゃんとしてて、まともなのか分からない自分にとって偽物が届いても、泣き寝入りするしかないなと確信した。
そうであれば、このメーカーサイトから直接買うのが一番いいでしょーって考えに至って、このメーカー本社のWebサイトで買えないか、見てみたところ、Deliveryになぜか“Viet Nam”が入っていない!!
ベトナムは対象外かよーと中半諦めて、サイトを離れる。しかし、翌日、半分登録が完了していたので、15%クーポンがメールに届く。

確かに、最終決済のことでなぜかクーポン!?入れるとこ見たけど、“持ってねーし”と思ってスルーしたよ。で、もう一度サイトに行って、クーポン入れると・・・
15%引きに、なったではないか!!- 欲しくなる。
この際だ、メールしてみよう。(ダメ元で。)と思い立つ。
でメールを送り付けて数日すると、なんだかよくわからない返信で、決済のところの納品先に“Viet Nam”が入っているではないか!
前までは入っていなかったVietnamが入って、何とかのミスだと言ってる。
つまり、このサイトは本物でこのメールくれたJames氏もこのメーカーの人では無いか?と・・・
あーもー買っちゃおう!と思い、カード決済。(10月10-土)
DHLトラッキングサービスを楽しみにする日々が始まる:
さて、購入してそっこーJames氏に、決済しました、Trucking No.とベトナム到着予定日を教えて下さいとメールすると、返信が無い。。。
騙された―!もしくはニセモノサイトだったかーと思い始める。
海外サイトでニセモノをつかまされた話、海外サイトから直接購入するには、みたいなサイトを見て不安を募らせる。
海外通販の注意点
https://hunade.com/kaigaitsuhan-point
10月13日 (火)
3日後、いきなり、このメーカーから発送とTrucking No.のメールが届く!
(James氏からではなく。)
DHLでリアルタイムでトラッキングできるらしい。

出発地はDenver・・・どこだよ!と思ってグーグル先生に聞いてみるとアメリカだ!!
しかも、DHLに到着予定日も載っていた!!
あまりに嬉しくて、楽しみなのもあって、DHLの全ての通知情報に☑をいれて登録した。

太平洋を渡って、ベトナム・ホーチミンまでちゃんと届くのか、ホーチミンに到着してから家までDHLの人が届けてくれるのか。配達員が配達中にこけて開いたら折れていなか。
輸入税と消費税は一体いくらなのか。
届いたものが本物か (ちゃちーニセモノで無いか。期待以下のものではないか!?)
まだまだ、このLaptopスタンドは毎日、楽しみを届けてくれそうだ!!
10月14日 (水)
何、気がつくと、Cincinatyってとこに移動してるじゃないかー
どこだよーグーグルせんせー
10月15日 (木)
おぉーーーー気が付く太平洋を渡っていたーーーーーー
10月16日 (金)
寝てる間にホーチミンについていたよーーーーーーーーーーーーー
誰が輸入税を払ってくれるのだろうか・・・
そんなことを考えいると、DHLホーチミンから電話がかかってきて、
E-mailアドレスを教えて欲しいと。
DHLホーチミンからメールで輸入品の詳細問い合わせがあり、
ブランド名、仕様、パッキング状態、HSコードを教えて下さいとのこと。
いやーわからなかったね。
なので知っていることを全部返信した。
HSコードはグーグルせんせーにきいて"962000000"と回答しておいた。
HSコード:962000000 一脚、二脚、三脚その他これらに類する物品
パソコン用のプラスティック製のスタンドが何に該当するのかわからなくて、カメラの三脚!?と同じで良いかなーと考えて。。。
一部、メールのやりとりであまりにも埒があかなくて、
DHLホーチミンオフィスに”状況が不明です。教えて下さい”と電話したところ、
Airway Billの番号を聞かれて答えたことろ、状況をきちんと教えてくれた!
さすがDHLさん!
(でも輸入税とVATの金額聞くの忘れた!!)
輸入申告手続きは完了したらしいけど、いつ家に届くのかなぁ~
10月22日(木)
遂に到着!!
DHLの袋に入って、輸入申告書、DHLのサービスInvoiceと共に到着。
段ボールの箱(6㎝×35cm×)には、製品と製品入れる袋と説明書のみが入っていた。
(保証書とかは一切なし。)
スタンドを使用した際の動画 (おそらく一番高いとこで使用)
まとめ:Laptop stand(Roost)を買って学んだこと
・欲しいものはまず世界中のネットサイトから探すこと
Amazon Japan, 続いて、ebya, アリババなどで、英語で製品名を入れ画像を検索
・海外のメーカーから買う際の注意のまとめサイトをいくつか読むこと
・国際輸送費は、安くできる方法がある
アメリカからの場合は、アメリカで購入し輸送会社を自分で選択して送ってもらうというサービスを後で発見した。
https://www.shipito.com/ja/buy-from-US-ship-to-Vietnam
・購入後に、メーカーに船積み書類一式を送ってもらうこと-輸入時のHSコード確認用
(輸出申告書、Invoice, Packing List)
・DHLには現在手続き状況と次の手続きをお知らせしてくれるサービスがあるので、登録すると良い。
・DHLは日本のサイトでトラッキング番号を入れると日本語で状況を確認できる
・DHLのサービスはしっかりしている。(問い合わせに対する応対、デリバリー)
問い合わせした内容:輸入通関状況の確認、輸入税、Handling fee等の支払い方法、輸入申告書の入手
・ベトナムでの個人荷物の免税上限金額は1,000,000 VND
・Roostの輸入税とVATは16.6%だった。
輸入申告書上のHSコードは39269059 other articles plastics だった。
優遇税率の適用あり:9% ⇒ 6%
VATー10%は(製品+輸入税)×10%で計算。
(HSコード 96200099 三脚その他 だったら、輸入税が安くなっていたかも。。。)
・Roost購入にかかった費用 (3,292,525 VND)
