● 支援実績 ― マーケティング・パートナー選定
日本で70年の実績があっても、ベトナムでは認知ゼロからのスタート。現地マーケ会社をどう選び、社内を動かしたか
2025年11〜12月の実例 ・ 業種:製造業(幼児向け体育プログラム)
国内では業界屈指のポジションを持つO社も 、ベトナムでは認知ゼロ・実績ゼロ。オフライン営業に頼れないリソース制約の中で、Webマーケティングを主軸にした認知拡大が不可欠でした。「どこに頼めばいいか分からない」状態から、弊社との伴走で候補比較・施策設計・社内決裁の論点整理までを2ヶ月で完結させた事例です。
相談の背景
日本での実績は、ベトナムでは通用しない
O社は創業70年以上、幼児向け体育器具の分野で国内に確固たるポジションを築いてきました。しかしベトナムでは状況が一変します。ブランドの認知も、過去の実績も、現地での信頼もゼロ。まったく別の市場に、ゼロから入っていく必要があります。
日本での立ち位置
創業70年以上・業界での確固たるポジション・豊富な実績と顧客基盤
ベトナムでの現実
認知ゼロ・実績ゼロ・顧客ゼロ。ブランドの力が届かない異国の市場
【だからこそ直面した現実的な問題】
・認知も実績もない状態で「現地営業担当を雇う」「代理店に任せる」だけでは売上は立たない
・本社の人的リソースに限りがある中、駐在員を置いてオフライン営業に注力するモデルは現実的でない
・Webマーケティングで認知を積み上げながら売上につなげる仕組みを作ることが、唯一の現実的な道だった
加えて、提携先D社が広告出稿を強化するタイミングが迫っており、その波に乗る形でO社の認知を広げる施策を同時に設計する必要がありました。しかし現地のマーケティング会社の実情は、駐在員なしでは調べようがありません。
支援内容① 候補比較
複数候補を3つの軸でフラットに整理
O社が「印象論」ではなく「事実ベース」で判断できるよう、候補各社の比較一覧表を弊社で作成しました。
提供メニュー
SNS・Web広告・SEO・コンテンツ制作・イベント支援など各社の対応範囲を整理
料金体系
月額固定型・成果報酬型・ハイブリッド型の違いとO社事業との相性を確認
強み・実績
子ども向け・体験型サービスなど、O社の事業領域に近い分野での実績の有無を確認
支援内容② 施策設計
認知ゼロからの出発に合わせた4段階の施策案
進出初期に大規模な広告予算を単独投下するのではなく、D社の広告出稿との相乗効果を狙いながら、体験イベントへの集客をゴールに設計しました。認知ゼロから始めるO社にとって、まず「一度触れてもらう」機会を作ることが最優先です。
1.認知
D社広告で
広く周知
2.興味喚起
SNS・体験談
コンテンツ
3.体験
体 験イベント
(マイルストーン)
4.入会
フォローアップ
クロージング
この4段階の構造を先に設計しておくことで、マーケティング会社への発注内容が明確になり、見積もりや提案の精度が上がります。
支援内容③ 社内決裁
「持ち帰り」にならないよう、論点を事前に潰す
日本本社での決裁会議に向けて、想定される質問と回答を弊社で整理しました。
1.投資金額の妥当性
マーケパートナー1社にいくらまで投じるかの根拠を整理。認知ゼロからのスタートという前提を踏まえた説明を準備。
2.ROIの考え方
短期売上ではなく中長期の認知拡大として評価すべき理由を言語化。日本での実績がそのまま使えない市場での投資判断基準を整理。
3.撤退ライン
どの段階で施策を見直すか・打ち切るかの基準を事前に合意。「やってみないと分からない」で進 めないための指標設計。
4.選定理由の説明
複数候補の中からこの社を選んだ根拠を比較表をもとに明示。担当者の「感覚」ではなく事実で説明できる状態を整備。
結果