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借入金契約書の管理方法ーベトナム
更新日:2020年6月29日
親会社からの借入金契約書(短期・長期)は、契約が数本になることが予想されるので、1つの独立したファイルをつくりましょう。
◇ファリングする方法
・各契約書毎にファイリングする。
・インデックスを作成する。
(親会社との借入金契約書、中央銀行への登録書、中央銀行からの登録完了書)
・変更履歴をインデックスに入れていくようにする。
◇ファイリングしておくもの
・借入の契約書
・中央銀行への登録申請書
・中央銀行からの登録完了書
・借入金の入金明細
・返済時の送金明細(返済毎)
◇中銀の登録した返済計画変更時の手続き*
・契約書付録の作成
・中銀担当者に理由を説明の上、手続きの案内をもらう
・これまでの返済した金額をまとめる(銀行に承認してもらう)
・本社に変更内容を通知、確認してもらい契約書付録に署名、捺印をもらう
・中銀の指定する日数内に原紙を中銀に提出
(自社控え、中銀、親会社控えの3通必要)
(*地域によって手続きが違う可能性も)
◇ワンポイント
・借入返済の際は、銀行送金明細の摘要に借入金番号を入れておく
・借入返済は契約数が多くなっても1つの月にまとめる
(毎月返済が起こるような契約にすると、資金移動、資金準備、資金繰りが大変になる。)
・利息の負担先が親会社なのか、子会社側なのかでFCTの計算方法が変わる
・借入の契約は1つのExcelにまとめ、何年単位で毎年いくら返す計画なのか、表にまとめる
・30日/1か月、360日/1年の利息計算が簡単、分かりやすい
(未払利息計上時、返済時の利息計算時)
・通貨がUSDの時、USDマーケットが休みだとその日返済ができなかったり
