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ベトナム人スタッフへの日本語研修の実施
更新日:5月25日
【背景・目的】
弊社には、現在2名のベトナム人スタッフがいるのですが、日本語を話すことが出来ないため、社内での会議やメールのやり取りは、英語でコミュニケーションを取っています。
しかし、支援企業は日系企業のため、日本人の方にお会いする機会も多いのですが、日本人の方が英語が話せないというケースも多く、弊社スタッフが日本語で話すことも出来ません。
そこで、将来的には自社スタッフが日本語を話せるようになり、社内だけでなくお客様とのコミュニケーションも円滑に進めることが出来るようになることを目標に、日本語研修を実施しました。

【研修内容】
研修は、2022年の10月から開始し、週に3日(月・水・金)就業時間内の14時から15時(1時間半)にクラスを設定しました。受講方法はオンラインです。
教師は、日本・ベトナムの日本語学校で教授経験のある日本人教師が英語を用いて指導します。
まず、ひらがな・カタカナの読み書きからスタートし、その後、「まるごと」というコミュニケーション重視の教材を使用しながら、学習を進めました。
『まるごと』って? | まるごとサイト (marugoto.org)
入門コースでは、日常的によく使われる表現と基本的なことばを理解して、会話ができるレベルです。
各課の達成度に応じて、日本人スタッフと定期的に会話テストも行いました。
テストを実施する度に、話せるトピックやことばが増えていき、予想以上に話せるように
なっているな!と感心しました。

【研修成果】
そして、約半年間の学習期間を経て、入門コースが修了し、
日本語で自分や家族について、簡単に話すことができるようになりました。
ベトナム人スタッフは、「日本語は難しいですが、おもしろいです!」と言っています。
今までは、基本的に業務のやり取りのみを行っていましたが、スタッフが日本語を話せるようになることで、日常的なちょっとした雑談(どんな料理が好きか?趣味は?家族は?休みの日は何をする?)ができ、お客様の会社を訪問した際にも、まずは簡単な自己紹介を日本語でするだけでも、印象が変わります。

引き続き、ベトナム人スタッフの日本語研修を継続し、日本語力を伸ばしていきたいと思います!
また、今回の日本語研修は、弊社の日本語教育事業として展開していきますので、自社スタッフの日本語教育を検討されている、または気になっている場合は、お問い合わせください。